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重要文化財・兜跋毘沙門天立像が安置されている成島毘沙門堂

最終更新日:2017年9月23日

 

成島毘沙門堂概要

 

ふりがな びしゃもんどう
住所 岩手県花巻市東和町北成島

史跡指定 国指定重要文化財
  • 毘沙門堂
  • 木造兜跋毘沙門天立像(附:二鬼坐像 2躯)
  • 木造伝吉祥天立像

 

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第1回 探訪記録

 

探訪年月日 2000年5月4日(木)
天候 曇り
探訪ルート 横田城 → 阿曽沼公歴代碑 → 鍋倉城 → 成島毘沙門堂 → 飛勢城

 

岩手県最大の仏像との邂逅

 

 成島毘沙門堂は当時、きちんと探訪レポートを書いていなかったため、思い出して書きます。

 

 遠野探訪を終えると、義父に釜石線の土沢駅まで迎えに来てもらいました。

 

 飛勢城に寄ってから帰宅しようと思ったのですが、飛勢城へ向かう途中、義父のお薦めで東和町(現在は花巻氏東和町)にある三熊野神社に寄りました。

 

 三熊野神社は赤ちゃんの泣き相撲で有名なのですが、隣接して現在は別法人となってしまった成島毘沙門堂があります。

 

 毘沙門堂の参拝は有料で、管理人のお爺さんに参拝をお願いするとお堂の中に入れていただけます。

 

 説明はラジカセでカセットテープが再生されました。

 

 当時はまだ古代史やましてや仏像には興味が無かったため、正直、大きさには驚いたものの、「ふーん」という程度にしか思わなかったのですが、この毘沙門堂に祀られている兜跋(とばつ)毘沙門天立像は、岩手県で最も大きい仏像で3.59メートルあり、足下で踏みつけられている地天像を含むと総高4.73メートルもあります。

 

 かなり後になって仏像に興味を持ったときに、いとうせいこうさんとみうらじゅんさんの『見仏記』を読んだら、この毘沙門天像が紹介されており、みうらじゅんさんもこの巨大さにおおいに満足したようです。

 

 『見仏記』でも頭の部分は後付けで、「完全にパースが狂ってる」と書かれていますが、事実、寄木造りのようです。

 

 毘沙門堂は坂上田村麻呂や円仁の開基との伝承があり、それが事実かは微妙ですが、毘沙門像は10世紀頃の作のようでかなり古いですね。

 

 私は現在、日本古代国家の東北地方統治の歴史と絡めて仏教の北への伝播も大変興味があるので、今であれば非常に興味のある仏さまです。

 

 今度花巻まで行ったときは、絶対に参拝しようと思っています。

 

 ※毘沙門像は写真撮影不可だったので写真はないです。

 

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【参考資料】

  • 『見仏記』 いとうせいこう・みうらじゅん 1997年(文庫版)
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