◆日本史大戦略◆ 西関東・北東北の史跡を踏査し歴史を考察!

行田市郷土博物館

最終更新日:2016年2月7日

 

 前回の記事はこちら

 

 忍城址には郷土博物館がありますが、市の博物館だからどうせ大したことないだろう、と油断して足を踏み入れた結果、良い意味でその予測が外れました。

 

行田市郷土博物館諸元

 

ふりがな ぎょうだしきょうどはくぶつかん
別名
住所 埼玉県行田市本丸17-23

公式Webサイト https://www.city.gyoda.lg.jp/kyoiku/iinkai/sisetu/hakubutukan.html

 

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第1回 探訪記録

 

探訪年月日 2015年3月14日(土)
天候 曇り時々晴れ
探訪ルート 忍諏訪神社・東照宮 → 行田市郷土博物館 → 忍城 → 高源寺 → 妙音寺 → 大日塚古墳 → 丸墓山古墳 → 稲荷山古墳 → 将軍山古墳 → 将軍山古墳展示館 → 二子山古墳 → 愛宕山古墳 → 瓦塚古墳 → さきたま史跡の博物館 → 奥の山古墳 → 鉄砲山古墳 → 前玉神社および浅間塚古墳
同道者 なし

 

重要文化財の埴輪が屹立する様に感無量

 

 見事な三階櫓が建っていますね。

 

御三階櫓

写真1 御三階櫓

 

 もちろん復元ですし、しかも場所も往時とは違うので、人によっては酷評するのですが、私は別にそれほど目くじらを立てたりしません。

 

 博物館のシンボルにもなっているし、見た目的に綺麗なので良いんじゃないでしょうか。

 

 立派な門もありますよ。

 

門

写真2 門

 

 お庭には松の木が植えられたりして、お花も咲いていますね。

 

庭

写真3 庭

 

庭

写真4 庭

 

庭

写真5 庭

 

庭

写真6 庭

 

庭

写真7 庭

 

 現在の公園の範囲は博物館とその周辺のみですね。

 

忍城址案内図

写真8 忍城址案内図

 

 博物館は9時オープンですが、もう9時20分なので開いています。

 

 中に入ってみましょう。

 

行田市郷土博物館

写真9 行田市郷土博物館

 

 写真撮影は禁止なので画像をお見せすることはできませんが、思ったより立派な展示です。

 

 展示は主に4つにジャンル分けされていて、

 

  • 中世の行田
  • 近世の行田
  • 足袋と行田
  • 古代の行田

 

 となっています。

 

 私は石田三成が忍城を攻めた時は、上野方面から進軍したのかな?と漠然と思っていたのですが、展示によると相模方面から北上して、武蔵に入ると滝山城の東(つまり古河越道)を北上し、河越城の西、松山城の東を通り忍城に進軍していました。

 

 そうすると本陣を構える場所として、丸墓山古墳がちょうど良い場所にあったわけですね。

 

 また、中世の武蔵では板碑の造立が盛行し、行田市内にも400基ほど残っており、展示されている建治元年(1275)の板碑は複製ですが、その巨大さに驚きました。

 

 近世になると忍藩が置かれ、代々の藩主の主たる人を列挙すると、松平忠吉、松平信綱、阿部忠秋、そして先ほど訪れた忍諏訪神社でも名前が出てきた松平忠堯も藩主を務めています。

 

 そして江戸末期には、行田では足袋の製造が最大の産業になっていたそうです。

 

 さて、個人的にはやっぱり古代の展示が気になりますね。

 

 ここは特に埴輪が素晴らしい!

 

 重要文化財の立派な埴輪が9体も並んでいる様は圧巻です。

 

 これは他の大きな博物館でも滅多に見られるものではないですよ。

 

 展示の前からしばらく動けなくなりました。

 

 縄文土器なども展示されており、こういうものはずっと見ていても飽きないです。

 

 あまりにも楽しいので気が付くともう10時20分、1時間も展示を見ていました!

 

 ヤバい、時間が無い。

 

 展示室の外に出ると廊下には最近の戦国ブームを反映してか、「「のぼうの城」名所案内」という掲示があり、戦国期の忍城の形跡(遺構はほとんどないので石碑など)を地図や写真とともに紹介しています。

 

 今度来た時はこの地図に書かれている場所を一つひとつ探訪してみたいです。

 

 なお、近世の物になってしまうのですが、「忍城今昔地図」というのが館内で売っていますので、これはぜひ購入してみてください。

 

 おそらく、戦国期も江戸期もそれほど縄張は変わらないのではないかと思います。

 

 最後に、御三階櫓の中も展示コーナーになっているということですので、廊下を伝って行ってみます。

 

 うーん、でもこちらの展示はそれほど力を入れている感じがしません。

 

 せっかくこのような立派な「ハコモノ」があるのですから、もっと上手い活用方法があると思いますので、常設展示は素晴らしかったのでこちらも今後に期待したいです。

 

 外に出ると、「忍城 おもてなし物産店」という出店がありました。

 

写真3 庭

 

 これはなかなか霊験がありそうなお守りですね。

 

写真3 庭

 

 忍城は事実として、敵の攻撃によっては落城していませんので、受験生の方はお一ついかがでしょうか。

 

 私の娘はもう高校に受かっていましたので買いませんが、あと1ヶ月早く来ていれば買っていたでしょう。

 

 娘にはパッケージに甲斐姫の絵が描かれているおせんべいをお土産に買いました。

 

 食べ物が一番喜んでくれると思います。

 

 それでは忍城内をもう少し散策してからさきたま古墳群へ向かいましょう。

 

 次回の記事はこちら

 

【参考資料】

  • 『行田市郷土博物館 見学のしおり』 行田市郷土博物館
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