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江戸期に烏森神社・椙森神社とともに「三森」といわれ崇敬された柳森神社

最終更新日:2016年12月21日

 

柳森神社概要

 

ふりがな やなぎもりじんじゃ
通称 柳原土堤のいなり、方除いなり
住所 東京都千代田区神田須田町2-25-1

祭神
  • 倉稲魂命(くらいなたまのみこと)
  • 保食命(うけもちのみこと)
境内神社
  • 幸神社
  • 福寿神祠
  • 金刀比羅神社
  • 浅間神社
  • 猿田彦神社
  • 熊埜皇大神社
創建 長禄2年(1458)
創建者 太田道灌
史跡・文化財指定
公式サイト

 

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第1回 探訪記録

 

探訪年月日 2011年9月29日(木)
天候 晴れ
探訪ルート 三崎稲荷神社 → 太田姫稲荷神社 → 真徳稲荷神社 → 柳森神社 → 神田明神 → 妻恋神社 → 湯島天神 → 本郷城 → 境稲荷神社 → 五條天神社 → 摺鉢山古墳 → 下谷神社
同道者 なし

 

秋葉原にも道灌の足跡が

 

 真徳稲荷神社では、カレーの匂いを嗅いで何となくお腹が空いてきましたが、とりあえず次の目的地である柳森神社を目指します。

 

 コンビニでヘルシアウォーターを購入し、飲みながら東を目指します。

 

 電車のガードをくぐって信号を左折。

 

 すると前方に柳の木が見えてきました。

 

 あそこでしょう。

 

 近接すると、鳥居が見えました。

 

柳森神社鳥居

写真1 柳森神社鳥居

 

 柳森神社です。

 

柳森神社社殿

写真2 柳森神社社殿

 

 柳森神社は、秋葉原駅の南側、駅から見て神田川の反対岸にあります。

 

 太田道灌は長禄2年(1458)に江戸城の鬼門除けのために、広原の地(現在の神田佐久間町で現在の社地から見ると神田川の対岸)に数多の柳を植え、京都伏見の稲荷大社を勧請しました。

 

 その後、徳川家康が入府して70年余り経った4代将軍徳川家綱の代の万治2年(1659)、神田川を堀割したときに、現在地に広原の柳とともに神社も遷されました。

 

 柳森神社は江戸時代には、烏森神社、椙森神社とともに「三森」といわれ、江戸庶民から崇敬されていました。

 

 柳森神社のそれほど広くない境内には、多くの境内神社があります。

 

 列挙しますと、

 

  • 幸神社
  • 福寿神祠
  • 金刀比羅神社
  • 浅間神社
  • 猿田彦神社
  • 熊埜皇大神社

 

 です。

 

 一つひとつ見て行きましょう。

 

おたぬきさん(福寿神祠)

写真3 おたぬきさん(福寿神祠)

 

お稲荷さん

写真4 お稲荷さん

 

金比羅宮

写真5 金比羅宮

 

水神厳島大明神と江島大明神

写真6 水神厳島大明神と江島大明神

 

明徳稲荷神社

写真7 明徳稲荷神社

 

秋葉大神

写真8 秋葉大神

 

 あれ、上で説明した神社と半分くらい違いますね。

 

 1986年刊行の『東京都神社名鑑』では、上述の境内社が列挙されているのですが、実際に境内にある社と完全には合っていません。

 

 祀られる神社はときに変化があるので、こういうことってたまにあります。

 

 以前、江戸には稲荷神社が多いと書きましたが、江戸には「伊勢屋、稲荷に犬の糞」という言葉があります。

 

 偶然ですが、今日参拝した神社も4社続けて稲荷神社ですね。

 

 江戸に稲荷神社が多い理由については引き続き調査中ですので、分かりましたらご報告します。

 

柳と社殿とビルヂング

写真9 柳と社殿とビルヂング

 

昼食はつけ麺

 

 さて、万世橋を渡って秋葉原の街に入ります。

 

 30年前にマイコン(当時はまだパソコンという言葉は一般的でなかった)をやり始めた我々小学生にとっては、秋葉原は本当に聖地でした。

 

 それからの秋葉原の変遷は皆さんご存知の通り、オタクの街、そしてAKB48の街となりました。

 

 歩いていると、「つけめん」の幟が目につきました。

 

 「麺屋武蔵巌虎」という店です。

 

麺屋武蔵巌虎

写真10 麺屋武蔵巌虎

 

 時刻を見ると11時11分。

 

 昼には早いな。

 

 でもお腹空いたな。

 

 あ、一人入っていく。

 

 なんだ、結構この時間でもお客が入ってるじゃん。

 

 どうしようかな。

 

 ここを逃すと次につけ麺の店は無いかもしれない。

 

 よし、入ってしまえ!

 

 というわけで入店し、つけ麺を頼みました。

 

 並盛、中盛、大盛ともに値段は一緒です。

 

 私は「大盛は頼まない」と宣言しているので、中盛を頼みました。

 

麺屋武蔵巌虎のつけ麺

写真11 麺屋武蔵巌虎のつけ麺

 

 魚介系の香り立つ濃厚なスープのつけ麺です。

 

 旨い!

 

 かなり太めの麺は、中盛でもまあまあ量があります。

 

 肉もあぶり系のぶ厚いトロトロな肉で旨いです。

 

 あっという間に平らげてしまいました。

 

 今日も旨いつけ麺を食べられて本当に感謝です。

 

 さて、お腹一杯幸せ気分になったあとは、次の目的地、神田明神を目指します。

 

【参考資料】

  • 現地説明板
  • 『東京都神社名鑑 上巻』 東京都神社庁/編 1986年
  • 『千代田区文化財調査報告書17 千代田の稲荷−区内稲荷調査報告書−』 千代田区教育委員会/編 2008年

 

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