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都筑郡に大きく抉り込んだ三輪村

最終更新日:2017年1月11日

 

新編武蔵風土記稿に見る三輪村

 

 出典は基本的に『新編武蔵風土記稿』からですが、カッコ書きで「図」は、昭和42年に慶友社が発行した『武蔵名勝図会』(植田孟縉/著・片山迪夫/校訂)からの参照、「M39」は明治39年測図の地形図からの参照を示し、その他は典拠を明記しています。

 

 

国立国会図書館デジタルコレクション内『新編武蔵風土記稿 巻之九十六 多磨郡之八 柚木領 三輪村』へリンク

 

分類 名称 概要 現在の名残
小名 四ツ木 村の東 四ツ木橋・四ツ木橋公園
大戸
東田谷
中谷
南谷
町田谷
宿 西
西谷 西 三輪西谷戸緑地
新田谷 西
大谷 西
城山 中央やや西 戦国期の沢山城跡
二もも 中央
沢谷 中央を艮より坤へ貫く谷 三輪沢谷戸緑地
正法寺 中央やや北
精進場 精進橋・精進橋子供の遊び場
子ノ神 子の神橋
山川 小山田川
真光寺川
神社 熊野社 字「宿ノ内」にあり。上三輪村の鎮守。勧請の年代を詳にせず
20m四方の区画があり、沢山城と関連があるか(『東京都の中世城館』P.171)
現存
杉山社 字「ニもも」にあり。高藏寺の持 現存
寺院 高藏寺 字正保寺にあり。新義真言宗。都筑郡岡上村東光院末。見星山三輪院と号す。寺領11石5斗の御朱印を賜れり。開山詳ならず
http://www.jizoudo.jp/otera.html
法灯を伝える
慶福寺 字宿にあり。寺領5石の御朱印を賜えり。新義真言宗。東光院門徒。開山詳ならず 明治15年4月に高蔵寺に合寺
廣慶寺 字西谷にあり。曹洞宗。橘樹郡作延村圓福寺末。三輪山と号す 法灯を伝える
妙福寺 字台にあり。寺領5石の御朱印を賜えり。日蓮宗。荏原郡池上本門寺末。長祐山と号す。開山詳ならず 法灯を伝える

 

三輪村の明治以降の沿革

 

  • 明治11年(1878)7月22日に制定された郡区町村編制法により神奈川県所属となる
  • 明治21年(1888)4月25日に公布され翌年4月1日の施行され市制町村制により、 小野路村・野津田村・金井村・大蔵村・真光寺村・広袴村・能ヶ谷村と合併し、南多摩郡鶴川村大字三輪となる
  • 明治26年(1893)4月1日の三多摩の東京府移管により、東京府南多摩郡鶴川村大字三輪となる
  • 昭和18年(1943)7月1日の東京都制施行により、東京都南多摩郡鶴川村大字三輪となる
  • 昭和33年(1958)2月1日、町田町・忠生村・堺村と鶴川村の1町3村が対等合併し市制施行、町田市三輪町となる
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