◆日本史大戦略◆ 西関東・北東北の史跡を踏査し歴史を考察!

日本城郭大系

 1980年前後に出版された城郭本のバイブルと呼ばれている本で、少し古い本ですが、しっかりとした内容なので今でも非常に役に立ちます。

 

 古書で手に入りますので、調査したい都道府県の巻は購入をお薦めしますが、各市町村のほとんどの図書館(複数ある場合はもっとも大きな図書館)に所蔵されていますので、図書館で閲覧しての調査も可能です。ただし、建築の分野に置かれていることもありますので、探すときは注意しましょう。

 

 管理人は自らの調査地域の関係から以下の巻を所蔵しています。

 

 

下の表のタイトルか画像をクリックするとAmazonの詳細ページに飛ぶので、他のレビューも参考にできるかも!


 

日本城郭大系 2 青森・岩手・秋田

情報の少ない北東北の城館跡について調べる際には非常に重宝する。縄張図の掲載と考古学的見地からの解説は少ないが、文献資料で得られた多くの情報が掲載され、非常に有意義な内容。

【管理人の思い出】
社員旅行で湯河原に行った際に表彰で賞金をいただいたので、帰り道に小田原城を見学した後、第6巻とともに小田原市内の古書店で購入。非常に重い本を2冊持って帰ってくるのは大変だった。

著編者 発行元 初版発行年月日
児玉幸多・坪井清足/監修
平井聖・村井益男・村田修三/編修
盛田稔/青森県責任編集者
本堂寿一/岩手県同上
富樫泰時/秋田県同上
新人物往来社 1980年7月15日
蔵書の版・刷 蔵書の発行年月日 地域
第1刷 1980年7月15日 青森・岩手・秋田

 

日本城郭大系 3 山形・宮城・福島
【No Image】

南東北も北東北と同じく非常に城館跡が多い地域で、東北一の大名となった伊達氏やそのライバルである最上氏、そして会津の有力者蘆名氏を始めとして、各国衆の代表的城郭を詳細に解説。

著編者 発行元 初版発行年月日
児玉幸多・坪井清足/監修
平井聖・村井益男・村田修三/編修
川崎利夫/山形県責任編集者
藤沼邦彦/宮城県同上
目黒吉明/福島県同上
新人物往来社 1981年2月15日
蔵書の版・刷 蔵書の発行年月日 地域
第1刷 1981年2月15日 山形・宮城・福島

 

日本城郭大系 4 茨城・栃木・群馬

北関東の城郭について掲載。栃木県の責任編集者は現在の日本中世史研究の最長老・峰岸純夫氏で、群馬県は早くから地域の城郭研究調査を牽引してこられた故山崎一氏が務めている。

著編者 発行元 初版発行年月日
児玉幸多・坪井清足/監修
平井聖・村井益男・村田修三/編修
阿久津久/茨城県責任編集者
峰岸純夫・菊池卓/栃木県同上
山崎一/群馬県同上
新人物往来社 1979年11月15日
蔵書の版・刷 蔵書の発行年月日 地域
第1刷 1980年7月15日 茨城・栃木・群馬

 

日本城郭大系 5 埼玉・東京

今は完全に市街地化された都心にもかつては城郭があり、それらについて記された貴重な本。また、埼玉県も数こそ少ないが、非常に面白い中世城郭の遺構が残っている。埼玉県の執筆には現在でも盛んに執筆活動を続けている梅沢太久夫氏も参加。

著編者 発行元 初版発行年月日
児玉幸多・坪井清足/監修
平井聖・村井益男・村田修三/編修
柳田敏司/埼玉県責任編集者
段木一行/東京都同上
新人物往来社 1979年8月15日
蔵書の版・刷 蔵書の発行年月日 地域
第1刷 1980年7月15日 埼玉・東京

 

日本城郭大系 6 千葉・神奈川

国内でもとくに中世城郭が密集している千葉県と、後北条氏の拠点となった神奈川県の城郭を掲載。千葉県は古代から多くの勢力が割拠し統一がされ辛かった地域で、当然人口も多かったはずで、それが戦国時代の城郭数の多さに反映されていると考えられる。

【管理人の思い出】
社員旅行で湯河原に行った際に表彰で賞金をいただいたので、帰り道に小田原城を見学した後、第3巻とともに小田原市内の古書店で購入。非常に重い本を2冊持って帰るのは大変だった。

←画像がひっくり返っているのはAmazonのサイト自体のせい

著編者 発行元 初版発行年月日
児玉幸多・坪井清足/監修
平井聖・村井益男・村田修三/編修
大木衛/千葉県責任編集者
小笠原清・田代道彌/神奈川県同上
新人物往来社 1980年2月15日
蔵書の版・刷 蔵書の発行年月日 地域
第1刷 1980年7月15日 千葉・神奈川

 

日本城郭大系 9 静岡・愛知・岐阜

天下統一の偉業を成した信長・秀吉・家康のホームグラウンドの城跡を収録。静岡県の責任編集者は当時中堅研究者だった小和田哲男氏で、各執筆者から予定の倍の原稿が上げられ、削るのに苦心したという。一冊に3県を詰め込むのでなく、2県で一冊にできなかったのが惜しまれる。

著編者 発行元 初版発行年月日
児玉幸多・坪井清足/監修
平井聖・村井益男・村田修三/編修
小和田哲男/静岡県責任編集者
岡本柳英/愛知県同上
吉岡勲/岐阜県同上
新人物往来社 1979年6月15日
蔵書の版・刷 蔵書の発行年月日 地域
第1刷 1979年6月15日 静岡・愛知・岐阜

 

日本城郭大系 16 大分・宮崎・愛媛

豊後水道を挟んで古来より関わりの深い大分県と愛媛県、そしてその南に位置する宮崎県の城跡を収録。ただ、とくに宮崎県に関しては実数と比べてかなり掲載数が少ないと思われ残念だが、石川恒太郎氏一人で執筆されているのでそれを言うのは酷なのかもしれない。なぜ他の研究者の協力が得られなかったのかが不思議。

著編者 発行元 初版発行年月日
児玉幸多・坪井清足/監修
平井聖・村井益男・村田修三/編修
三重野元/大分県責任編集者
石川恒太郎/宮崎県同上
野口光俊・長井数秋/愛媛県同上
新人物往来社 1980年3月15日
蔵書の版・刷 蔵書の発行年月日 地域
第1刷 1980年3月15日 大分・宮崎・愛媛
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