40代に入ってから、スキンケアの“優先順位”がガラッと変わりました。
とにかくまずは保湿。
どんな美容成分よりも、どんなトレンドケアよりも、
今の私には「うるおいを守ること」がいちばん大事だと感じています。
若い頃は、多少乾燥しても化粧でなんとかごまかせたし、
多少刺激の強いコスメでも平気で使えていました。
でも今は、ちょっとでも合わないものを使うとすぐ赤みが出たり、
ピリピリしたり、肌がザワっと反応してしまう。
自分の肌が“敏感な乾燥肌”に変わってきたことを
受け入れざるを得なくなった瞬間がありました。
季節の変わり目は特に不安定で、
保湿をさぼった日は目元や口元のカサつきが一気に悪化。
ファンデーションが乗らずに、
鏡を見るたび「こんなに乾いてたっけ…」と思うことも増えました。
その度に思うんです。
肌って、こんなに繊細だったんだと。
40代の乾燥肌は、
ただ乾いているだけじゃなくて、
“乾燥から敏感さが生まれる”という大きな特徴がある。
水分が足りないと、外からの刺激をそのまま受けてしまうようになって、
普段なら平気な化粧品にも反応してしまう。
だからこそ、まずは肌に十分なうるおいを与えること。
これが私にとっての“最優先”になりました。
どんなに良い美容液を使っても、
基盤となる保湿が不十分だと意味がない。
乾いたスポンジに美容成分をのせても、
うまく浸透していかないのと同じ。
保湿をしっかりしてあげると、
化粧ノリが良くなるのはもちろん、
肌が落ち着いて、
「今日の肌、調子いいな」と思える日が増えていきます。
何より、保湿を丁寧にすると
肌そのものがふっくらして、
年齢特有の影がやわらいで見える。
40代になると、
“肌が揺らがない安心感”は大きな支えになります。
乾燥しにくい肌は、心にも余裕をつくってくれる。
だからこそ、私は今日も保湿を最優先にして
肌を守るようにケアをしています。
40代の肌には、
派手な変化よりも、
毎日かさねる“やさしい保湿”が一番効いてくる。
そう実感するようになってからは、
鏡を見るたびに、少しずつ自信も戻ってきました。
敏感気味の乾燥肌だからこそ、
丁寧なうるおいケアが必要なんだと強く感じます。